Mの旅日記 〜アラサー社会人の冒険〜

都会と社会と仕事から逃げるように始めた、アラサー1人旅の記録です

フィンランドの冒険・1/5 〜ヘルシンキへ向かう〜

年末年始の休暇を利用して、フィンランドに行ってきました。
本当はニュージーランドに行く予定だったのですが、航空券だけで20万近くすることが発覚して、さすがに出費が痛いので断念。
とは言え、年末年始、都内の1kでネットサーフィンして過ごすなんて嫌なので、フィンランドでオーロラ撮影に挑むことにしました!

まずは、旅の準備

目的地を絞る

調べたところ、オーロラが観測しやすいのは、フィンランドの「サーリセルカ」という街。
他にも、サンタクロースがいることで有名な「ロヴァニエミ」という街でもオーロラが見えるらしいのですが、サーリセルカの方が北にあり、かつ北極圏に位置するので、サーリセルカの方が見やすいと思い、ここを目指すことにしました。
そして、せっかくなので、観光名所が揃うヘルシンキも行ってみることにしました。

ということで、こんな感じで予定を立て、飛行機と宿の予約をします。

  • 12/31-1/3 ヘルシンキ
  • 1/3-1/6 サーリセルカ(日本への帰国は1/7)

※1/6の最終日はヘルシンキに戻ることになります(詳細は後ほど)

飛行機の予約

東京からヘルシンキまでは、フィンエアーで行くことにしました。

今までは、旅行代理店のサイトからフライトを予約することがあったのですが、便の変更とかする場合、いちいち代理店介すのが手間だし、余計に時間かかるので、今回は直接自分でやりました(ホテル込みだったり、ツアー込みだったりする場合は、旅行代理店に頼んだ方がスムーズかもしれません)。

また、格安航空券という手段もあったのですが、乗り継ぎが発生するのと、長時間のフライトが窮屈だと嫌なので、今回はクオリティ重視で行くことにしました。

宿の予約

続いて、宿の予約にはBooking.comを使いました。

今は、宿の検索から予約まで、簡単にできるサイトがたくさんありますが、使いやすさとわかりやすさでは、Booking.comが一番です。

ヘルシンキでは、ヘルシンキ中央駅から徒歩圏内のホステルを、サーリセルカではドミトリータイプの宿がなかったので、最安のホテルを選びました。

防寒

サーリセルカは北極圏にあるので、-30℃になることもあります。
いろいろなサイトで、どんな防寒具を持って行けばよいのか調べておきました。

ちなみに、靴はこれまでの旅で使っていたトレッキングシューズを持っていくことにしました。

いざ、ヘルシンキ

フィンエアーで9時間半のフライト

1/31のお昼ごろに成田から出発し、9時間半のフライトへ旅立ちます。
ちなみに、フィンエアーの乗り心地はJALANAと同レベルといった感じです。ただ、予約から搭乗までの手続きなどは、以下の点で、比較的スムーズだったように思います。

  • ウェブサイトの作りがシンプルなので、操作に迷いにくい
  • フィンエアーアプリを使えば、前日のチェックインと搭乗券(Apple Walletに保存可)の入手が簡単にできる
  • 荷物を預ける時やセキュリティゲートを通るときは、スマホで搭乗券を見せればOK

また、フィンランドでは、日本のバイオメトリクス(生体認証)パスポートであれば、自動化ゲートで出入国できるので、これも大変便利でした。
僕は日本へ戻る出国時に使ってみたのですが、多くの旅行客は、人による出入国審査のゲートに並んでいたので、それを横目に、スイッと出国できたのは気分良かったです。

そうして、現地時間の15時ごろ、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に着きました(空港自体はヴァンター市にあり、ヘルシンキはその南隣の市になりますが、空港の名前にはヘルシンキがつきます)。

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ヘルシンキカードの入手

まずは、空港で、「ヘルシンキカード」なるものを手に入れます。
これはヘルシンキ市内で、バス、地下鉄、トラムが乗り放題になり、だいたいの博物館が無料または割引になる便利なカードです。24h、48h、72hの3タイプあるのですが、僕は3泊の予定だったので、72hにしました。

購入方法は、現地で直接買う方法もあるのですが、VELTRAのサイトから事前購入して、現地で受け取ると少し安くなります。

僕は事前に購入して、 ヴァンター空港内のAirproという場所で、ヘルシンキカードを受け取りました。

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Airproは地下1階にある

このヘルシンキカードですが、「ヘルシンキカード リジョン」というタイプがあり、こっちにすると、ヘルシンキとその隣町でも有効になるそうです。
空港から出てる鉄道も、ヘルシンキカード リジョンであれば、無料で乗れるっぽいです。

フィンエアーバスでヘルシンキ市内へ

ヴァンター空港からヘルシンキへはバスで行く方法もあります。
特に、フィンエアーシティバスは、途中で寄り道しないシャトルバスで、また、ヘルシンキカードがあれば、通常6ユーロが4ユーロになるのでコスパが高いです。
ということで、フィンエアーシティバスでヘルシンキへ向かいました。

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フィンエアーシティバスは10番ポートに停まります。

そして、30分ほどで、ついにヘルシンキに到着!西洋っぽい建物の造りを見て、一人外国に突撃したことを実感します。

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ホステル ダイアナ パーク

フィンエアーシティバスはヘルシンキ中央駅西側に止まるので、そこからは、Googleマップを頼りに予約したホステルに向かいます。

が、ここで問題発生。
iPhoneで海外用の設定をしたにも関わらず、回線を全くひろえません。設定方法が間違ったのかと思って、30分くらいiPhoneと格闘します。
が、やはり繋がらない。

幸運にも、ヘルシンキ中央駅内にあるBurger KingのWi-Fiを使えた(フィンランドのお店は、たいてい無料のWiFiがとんでる)ので、Googleマップを開き、宿までの道のりをスクリーショットして、それを頼りにホステルへ向かいます。

多少、不安な気持ちになるも、道がシンプルで駅からも徒歩10分ほどの場所なので、無事辿り着けました!
(この後、ソフトバンクにメールして、世界対応ケータイへの申し込みが済んでないことが原因だと判明。手続きをしてもらい、翌日以降、無事回線を拾うことができました!)

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街灯を反射しちゃってますが、黒い看板に「HOSTEL DIANA PARK」と書かれてます。玄関の左にあるブザーを鳴らすと、受付の人が鍵を開けてくれます

長時間のフライトと慣れない英会話で、身も心もヘトヘトで、ベッドでぐったりするのでした。

年越しイベント

宿についたのは16時くらいだったのですが、すでに日は沈んで、暗くなり始めてました。そして、この日は年越しです。どうやら、ヘルシンキ中央駅の近くで、ライブイベントがやるようです。せっかくなので、買い物を済ませた後に、見に行くことにしました。

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ライブ会場周辺は人だかりがすごいです

あと、30分で年越し!というところで、腹痛に襲われます。駅のトイレを使おうと思ったのですが、混んでて入れそうにない。
仕方なく、宿に戻り、年越しの瞬間をトイレで迎えるのでした。。

その日は、同室の外人と会話して(というより、一方的に話しかけられてついていけない)、明日以降の予定を考えて眠りに着くのでした。(2/5へ続く)
planet-odyssey.hatenablog.jp