諏訪湖ぶらり旅 ~心理学の心得について学ぶ~
最近はいろいろと忙しくて、久しく旅に出ててなかったのですが、
心理学実習のため、3泊4日で長野県上諏訪に行ってきました(1泊は観光)。
なんで長野で心理学実習?
「心理検査法基礎実習」という授業を受ける必要があったのですが、
東京の学習センターでは抽選に漏れてしまったんですよね。。
空席があったのが長野学習センター(上諏訪)だけで、最初は渋ったのですが、プチ観光も兼ねて、行くことに決めました。
ちなみに、長野の上諏訪までは、新型?特急スーパーあずさ号で新宿から2時間弱でした。
諏訪湖ぶらり旅
とりあえず、星空の写真を撮ってみる
長野といえば、星空がきれいに見える「阿智村」が有名ですが、上諏訪はどうなのでしょう。
ということで、星空の写真を撮ってみました。
う~ん・・・
空気は澄んでそうなのですが、
けっこう街頭の影響が強くて、星をきれいに写すことができません。
しかし、肉眼ではそこそこ星は見えたので、街頭が少ない場所なら期待できそうです。
翌日は、諏訪湖を一周している「スワンバス」を使って、いくつか観光施設を見てきました。
小さな絵本美術館
外観はコンクリートの味気ない感じですが、中はおしゃれで可愛いくて、とても居心地の良い場所でした。
ただ、場所の問題なのか、他のお客さんが全然いなくて、
ちょっともったいないなと思いました。ま、そんな目立たない存在が良いのかもしれません。
個人的にはおすすめスポットです。
SUWAガラスの里
中には、とてもきれいなガラス製品やアートがたくさんありました。
レストランもあるので、休憩がてら、ふらっと立ち寄るのに良さそうです。
心理検査と社会福祉、そして心理学の心得について学ぶ
ということで、翌日、長野学習センターにやってきました。
学習センターというか、仮説校舎でした。
一瞬、空調とか心配になりましたが、中に入るとけっこう設備はしっかりしてました。
今回受ける「心理検査法基礎実習」。
心理検査の手法を実践するんだろう、くらいに考えていたのですが、
良い意味でちょっと違いました。
おじいちゃんの話
そこに登場したのは、70近いおじいちゃん先生で、
どこか愛嬌があり、話の一つ一つに深いものがありました。
この地で、社会福祉士としても活動されているそうで、
本当に、いろんな人を診てきたそうです。
(そういえば、上諏訪は
介護施設が多く、実際、高齢者も多かった。)
また、戦後直後の長崎で生まれ育ったようで、戦後の暮らしや、家族の話をしてくれました。
戦争を体験したことがない僕にとっては、とても貴重なお話でした。
その他、人類の祖先の話や錯覚の話など、科学トリビアの話が面白かったです。
どこか共感したくなる笑顔
そして何より印象的だったのは、先生がニコニコしながら喋っている姿でした。
昔は愛想悪くて、注意されて、それでニコニコを心がけたらしいです。
僕にはとても自然な良い笑顔に見えたのですが、
そこに至るまで、心境の変化がたくさんあったのかもしれまん。
冒頭に、もう年齢も年齢なので、
あと1、2年でだいたいの仕事をやめるなんて話をしていたのですが、
もしかしたら、そんなちょっと先の未来を想いながら授業をしているのかななんて勝手に想像して、勝手に感動してました笑
どうかお元気で。
心理学の心得
そんなおじいちゃんが、心理学を学ぶ者の心得について教えてくれました。
自分の私利私欲ではなく、人を支援するために心理学を使うということ。
なんとなく、
この方の笑顔を見ていて、「何かを守らなきゃいけない」って思ったんですけど、
それは、おじいちゃんかもしれないし、あるいは次世代の子供たちかもしれないし、困ってる人のことかもしれません。
そして、そのために自分が今できることは、やはり心理学の勉強だなと。
最近レポート祭りだし、統計学よくわかんなくて、また単位落としそうで、いろいろ辛いんですけど、また、がんばろうって気持ちになりました。