フィンランドの冒険・3/5 〜北極圏の街〜
フィンランドの冒険・2/5 〜ブランド巡りと寺院巡り〜 - 地球探訪で、ヘルシンキの旅を終えました。
3日目は、北極圏に位置するサーリセルカに向かい、そして、オーロラツアーに参加します。
サーリセルカへ向かう
国内線で世界最北の空港「イヴァロ空港」へ
サーリセルカには、鉄道で行く方法もあるみたいですが、僕は国内線の飛行機で行きました。搭乗手続きが若干めんどくさいですが、1時間半で行ける早さを取りました。
そして、本当にあっという間に、空港に着きます。機内には家族連れが多かったです。
イヴァロ空港の玄関。ここを出ると、氷点下の世界になります
空港からサーリセルカへは、飛行機の発着に合わせてバスがでているので、それで向かいます。
バスは、この玄関を出て、左斜め向かいのバス停に停まっていました。バス正面のディスプレイに「saariselka」の文字が表示されてるので、わかりやすいです。値段は10ユーロ。
ちなみに、バスの中から外を見ると、こんな感じです。白銀の世界です。
また、このときは14:00くらいだったのですが、月がはっきり見えました。つまり、快晴です。
この天気が維持されれば、オーロラが見える可能性が高いです。期待大です。
サーリセルカイン
そうして、バスにゆられながら30分、サーリセルカの街に着きました。
運転手の方が、各ホテルを経由しながら乗客を降ろしていきます。僕の宿泊するホテル「サーリセルカ イン」の前でも停まってくれました。
正確には、ホリデイクラブというホテルの前に泊まりました。ホリデイクラブとサーリセルカインは道路を挟んだ向かいに建っているのですが、ホリデイクラブのほうがリッチなので、宿泊客も多いです。
サーリセルカインは、この街で最も安い宿ですが、ドミトリーに宿泊し続けてきた僕にとっては、かなり快適です。
(ただ、やはり広い部屋で一人だと寂しくなるので、そういう意味ではドミトリーが良いですね)
部屋の中は温かくて快適。シャワーはお湯も出ます
宿は「パニモ」というバーと併設になっていて、朝はそこで、ビュッフェ形式の朝食を頂くことができます。
また、アクティビティツアーの窓口もいくつか同じ建物内にあります。
こちらは、犬ぞり用の犬でしょうか。毎朝、朝食へ向かう時に出会います。
宿に到着後、少し周囲を散策し、その後オーロラツアーに向かいます。
ツアーは2日連続で申し込み、3日目は予備日として空けてあります。
結論から言うと、オーロラ観測は2日連続で成功しました。その様子は4/5でまとめて書くので、ここでは、サーリセルカの街について紹介します。
サーリセルカの街
Kスーパーマーケット
オーロラツアーに行く前に、軽食の調達に行きました。
サーリセルカインから10分ほど歩いたところに、大きめのスーパー「Kスーパーマーケット」がありました。
店内は、飲み物、食べ物の他に、食器類や生活必需品が多数あります。品揃えも豊富です。
カフェもあったので、お昼はここで頂きました。
この北極圏に、こんなに物資があるものかと驚きました。一人旅ですが、少なくとも、この街で餓死することはないと確信しました。
ちょっと散歩をしてみる
サーリセルカの2日目ですが、少し散歩してみました。
が、20分くらい歩いたところで、死ぬと思ったので、宿に戻りました。
外の気温ですが、実は1日目の夜から急激に下がり、-30℃を下回ってます。
まさか本当に-30℃になるとは。。服は上下とも4重にして防寒してたんですが、それでも寒さが瞬時に体全体に伝わってきます。
散歩の様子は動画でご覧ください。
犬と遊んでみる
一人でホテル泊だと、本当に人間との会話がないので、寂しくなります。
そこで、朝は犬がいることを思い出し、少し遊んできました。
ちなみに、ヘルシンキでは英語力なくて、外人とはあまり打ち解けられず、このわんこが、この旅の中で最も心が通じ合った相手でした。ありがとう犬(名前わからない)。
バス停
来た時は暗くてわからなかったのですが、各ホテルの近くにはバス停があります。
サーリセルカインの宿泊客は、ホリデイクラブのバス停を利用します。
バスの時刻表が、サーリセルカインの受付横にあったのですが、基本的には飛行機の発着に合わせてバスが来るので、その時刻表どおりに決まってバスが来るわけじゃないそうです。
帰りは1本早いバスに乗ろうと思ったのですが、その時間帯に飛行機はでなかったらしく、その時間にバスは来ませんでした(僕の乗る便に合わせた時刻には、バスはちゃんと来ました)。
北極圏にしては、物資やホテル、お店が充実していて、かなり過ごしやすい街でした。しかし、それでも気温は本物の北極圏ですが。
続いては、お待ちかね、オーロラ体験談です!
planet-odyssey.hatenablog.jp