人間探求・地球探訪

by 社会人ときどき心理学者たまに旅人

【ネタバレ】スター・ウォーズ/最後のジェダイ レビュー

僕はけっこう映画を見るのですが、特にスター・ウォーズが大好きす。シリーズはすべて見てるのですが、先日、最新作のエピソード8「最後のジェダイ」を観てきました!
前作の「フォースの覚醒」やスピンオフ「ローグ・ワン」がかなり面白かったので、今回、期待が大きかったのですが・・・

「え、ええ!?」という、なんか、いろいろと想うことあり、整理したくなったので、ネタバレありのレビューを書いてみることにしました。(まだ映画見てない方は、ここで離脱してください!)


※※※※※ここからネタバレです!!※※※※※

良かったところ

「え、ええ!?」なのですが、良い意味と悪い意味の両方あって、まず、先に良かったところを挙げていこうと思います。

カイロ・レンとレイの共闘

今作の中で一番鳥肌立ったところ。
たぶん、スノークを倒すという目的が一致した瞬間だったと思うのですが、シスとジェダイがライトセーバーで共闘するシーンっていうのは今までスター・ウォーズの映画ではなかったので、かなり胸熱でした。
特に、スノークの部屋に入ってからの、カイロ・レンの表情はわくわくするものがあって、アクションも「おぉ!」ってなりました。見事!

カイロ・レンとルークの師弟対決

スター・ウォーズでは、心の葛藤を象徴するように、師弟対決が物語の軸になっている部分もあって、見応えがありますよね。今作も全体を通して、カイロ・レンとルークの心の戦いを描いていたような気がします。
特に2人が対峙したときの、お互いの表情が良かったです。ジェダイとして熟達したルークの余裕と、焦りと怒りで混乱しているカイロ・レン。ライトセーバーの技量の戦いでなく、ルークがカイロ・レンの心の弱みを利用した心理戦だった点が、今までのスター・ウォーズと違って良かったです。

レイの出自

前作以降、レイの両親は誰だという憶測が飛び交っていたのですが、ただの呑んだくれだったということが明かされました。
賛否両論ありますが、個人的にこの設定は良かったと思いました。
血筋のある、特別な存在だったというのは、映画や漫画の主人公設定でよくあるのですが、なんかこういうパターンに飽きてたというのもあるし、「誰でもヒーローになれる」というメッセージは良いと思います。


以上、良かったところです!
こうして見ると、カイロ・レンが本作の主人公のような作品だった気がします。レイは後半になると存在が少し薄かったような気がします。

そしてここから悪かったところなのですが、、、
正直、今作は良かったところよりも、悪かったところの方が気になってしまいました。

悪かったところ

レイア/フォースの覚醒

あのシーン必要だったんでしょうか?爆破で気を失うで良かったじゃん。
突然の覚醒すぎて、理解が追い付かず、しかも序盤の段階だったので、その後のストーリーがなんか心配になってしまった瞬間でした。

反乱軍の知能低下

ポー・ダメロンって熟達したパイロットだと思ったんだけど、レイアに怒られるわ、紫の髪の人(名前忘れた)に嫌われるわで、キャラ設定がよくわかんなくなりました。
そして、紫の髪の人なんだけど、謎の秘密主義を貫いて、信頼失って、反乱軍の中で反乱を招く失態をして、そのせいで、最後の特攻もなんか感情移入できませんでした。

不要なキャラクターの存在

なんか物語の進行に必要のないキャラクターに時間を割きすぎていたような気がします。
特にローズとは何だったのか。ジャー・ジャー・ビンクスみたいでした。あのポジションは、ポー・ダメロンにすべきでした。
かわいい?ポーグはつくりもの感あるし、なんで仲間喰ってるチューバッカに警戒心を抱かず、ミレニアム・ファルコン号に乗ってくるかな。
ヨーダも出てくるんですが、なんか微妙な描写でした。あのシーン丸ごと無くても良かった気がします。

場面転換が多すぎる

レイとルークの修行シーンと、フィンとローズのシーン、ポーのシーン、ファースト・オーダーのシーンがあるんだけど、なんか話の途中でそれぞれの場面に行ったり来たりするので、それぞれがどこまで進んだのか、よくわかんなくなって、混乱しました。

あの展開なんだったんよ

なんかの伏線なのか、善と悪の共存を映したかったのかわからないけど、理解が追い付かず、感情移入が難しかった場面が多かったです。
ローズは、憧れのフィンが脱走しようとしてるとわかったら、簡単に手のひら返すし。
DJは最後裏切るんだけど、途中で良い奴と思わせる描写があったので、それも作戦なのかなと思ったら、そうでもないし。
スノーク弱すぎるし。っていうか、カイロ・レンの心をずっと操っていたのに、なんで裏切ろうとしてる心を読めないんだ。


以上悪かったところなのですが、たぶん、脚本が致命的に悪かったのと、編集が雑だったんだと思います。
あ、でも、レイとカイロ・レン、ルークの3人のやりとりに関しては、脚本は良かったと思います。演出も良かったです。

つまり、フィンとローズの話が雑だし、まるごと不要でした。
にも関わらず、何かを遠回しに伝えようとするので、無駄に頭を使ってしまって、レイ、カイロ・レン、ルークの3人の話にも集中できなくなったんだと思います。

今回監督した、ライアン・ジョンソンが、エピソード10以降も関わるようですが、ちょっと心配になりました。エピソード9も大丈夫なんだろうか。。


ということで総合評価は、残念ながら2/5点です。たぶん、シリーズの中でもワーストの方に入るかもしれません。
もう一回観たら、感想変わるのかな。。どうだろう。。