奄美大島ぶらり旅
ちょうど1年前のハワイ諸島から始まった島巡りの旅。1周年となる今回は、世界自然遺産である屋久島に行きました。
で、そのついでに、屋久島のちょい近くにある奄美大島に少し滞在したので、まずはそのレポートから!
旅程
全日程はこんな感じ。
- 9/17-19 奄美大島
- 9/19-20 鹿児島
- 9/20-23 屋久島
奄美大島は2泊したのですが、もともと3泊でスケジュールを組んでいました。
奄美大島から鹿児島まで飛行機で行き、そこから屋久島に船で行く予定だったのですが、鹿児島内の空港と乗船場がけっこう離れていて、その日中に乗り継ぐことができないことが発覚。
ドタバタするのも嫌なので、1泊だけ鹿児島で過ごすことにした。
ただ、鹿児島行きの飛行機は予約変更が不可だったので、しかたなく50%のキャンセル料を払うことに。。
まぁ、ここは「航空会社への寄付」ということで。
宿
宿は、奄美大島南部にある古仁屋地区の「昭和荘」にしました。
決め手は、このホームページです。
これは15年ほど前のウェブ黎明期を思わせる伝説的なページです。
阿部寛の公式サイトに匹敵するんじゃないでしょうか。
そうして、ドキドキしながら奄美空港に着いた当日、宿の方が迎えに来てくれました。
奄美大島の自然や歴史についてガイドしながら宿まで送ってくれたので、2時間近くの移動も楽しかったです。
また、宿裏の川にウナギがいるとのことで、夜探してみたら、けっこう大物でビックリしました。
食用には向かない種らしく、町の人は可愛がってるのだとか
ナイトツアー
小笠原諸島・父島では、山の中での宿泊だったこともあり、自力でいろんな動物を見つけることができましたが、昭和荘は山の麓から少し下りたとこにあるので、動物探しは自力では難しそうだなと思い、昭和荘のナイトツアーに参加することにしました。
いくつか珍しい動物にも会えました!
ヘビ
残念ながらハブには会えませんでしたが、無毒タイプのヘビ2種に遭遇。
有毒タイプはゆっくりクネクネ動くのに対し、無毒タイプは素早く動きます。
カエル
カエルはいろんな種類のものがけっこういました。
写真は奄美群島の固有種「オットンガエル」。
カニ
カニもけっこういました。種類は思い出せない><
ノネコ
ペットのネコが野生化したもの。
アマミノクロウサギなどを襲って食べてしまうようです。小笠原諸島と同じ問題が起きてます。
リュウキュウコノハズク
姿を見ることはできませんでしたが、鳴き声が聞こえました。
アマミヤマシギ
事前に調べていた鳥なので、個人的には、会えて一番嬉しかったです。
奄美群島の固有種であり、絶滅危惧種。
アマミノクロウサギ
写真は撮れませんでしたが、ぴょんぴょん逃げていくお尻をチラッと見ることができました!
今度は、その姿をしっかり見てみたいですね!
奄美群島の固有種であり、絶滅危惧種&特別天然記念物。
その他、ジャングル豆知識などもいくつか教えてもらい、奄美っぽさを味わうことができる楽しいツアーでした!
バス
2日目は、ちょっと観光してみようと思い、1日フリーパスのチケットを買って、バスで島内を回りました(チケットはバス内で買える)。
しかし、バスは2時間に1本くらいしか出てません。さらに、バスがオーバーヒートを起こしたらしく、バス停で余計に1時間待たされるというハプニングに。
八丈島の二の舞ですが、レンタカー借りれば良かった・゜・(ノД`)・゜・。
観光
そんなバスの不運もあり、あまり多くの場所を訪れることはできませんでしたが、2つほど、観光スポットを回りました。
奄美野生生物保護センター
奄美大島の動植物を紹介しています。
ナイトツアーで出会った生物の良いおさらいになりました。
黒潮の森 マングローブパーク
マングローブ林に隣接する施設で、そのマングローブ林を一望できます。
このマングローブ林は、西表島に次いで、国内2番目の広さがあるそうです。
また、マングローブ林の中を見て回るカヌーツアーが1日5回開催されています。次はぜひ参加してみたいですね。
感想
屋久島のついでってことで訪れた島ですが、思いの外大きく、また、開発も進んでいるため、求めていた田舎っぽさはあまりなかったです。
ただ、山奥まで行くと、けっこうなジャングルで、東洋のガラパゴス感が出てきます。同じく東洋のガラパゴスと呼ばれる小笠原諸島と比べると、ハブやサソリ、クモなど獰猛な動物が多い印象です。
しかし、人との共生や観光への力の入れ方でいうと、小笠原の方が上手くやってるかなと思いました。
小笠原と違い、飛行場がある分、人の出入りが激しく、自然の維持が難しいのかもしれません。
さて、次は、屋久島の冒険!の前に、1泊した鹿児島について少しだけ。