健康管理 〜体幹編〜
前の記事(健康管理 〜持久力編〜 - 地球探訪)で、ぎっくり腰を2回やってしまったと書いたのですが、それを機に、”長友式”体幹トレーニングを週1でするようになりました。それ以来、ぎっくり腰は発症していません。
恐怖のぎっくり腰
今から1年半前、いずれも会社に行く前の朝に起きました。実は、1回目と2回目の間は2週間と短く、その間に自宅の引越しをしていたのでした。
つまり、その時期、重い荷物を運んでいることが多く、だいぶ腰に負担をかけていたんですね。
そもそもぎっくり腰とは
正式には「急性腰痛症」と呼び、突然、腰に激痛が走り、身動きすら取れなくなる状態です。
僕の場合は、いきなり激痛が走るというよりかは、数分かけて、徐々に腰が痛くなる感じでした。
「あれ、腰痛かな。
あ、ちょっと立ってると辛いから腰掛けよう・・・
え、やばい、痛みが増していく。ダメだ横になろう。
うわ、痛い痛い・・・!動けない・・・!」
という感じで発症。
その後は、体を少しでも動かすと激痛が走るので、動かないように、何時間もひたすら時間が経つのを待ちます。
トイレとくしゃみに要注意
しかし、人間には体を動かさなければいけない時があります。
トイレです。
漏らすわけにはいかないので、渾身の力を振り絞って(というか、激痛に耐える気合を発揮して)、超ゆっくりなハイハイでトイレまで行き、腕の力だけで便座によじ登り、腰かけ、なんとかことを済ませるのでした。
そして、怖いのがくしゃみ。
くしゃみをすると、とてつもない激痛が走ります。意識なくなるんじゃないかと思いました。
そうして、ご飯も食べることができず、スマホで暇を潰して1日がすぎるのでした。
(本当に何もできないので、スマホという存在に救われました)
ぎっくり腰に治療法はない
翌日、痛みが少し緩和し、数秒なら歩けるようになります。
翌々日、杖を使って、やっと病院にいけるくらいまで回復します。
で、病院に行ってわかったのですが、ぎっくり腰って治す方法ないんですね ^ ^;
というのも、その発症のメカニズムが詳しくわかっていないそうです。
腰に負担をかけたり、ヘルニアになることで腰痛になるのはわかるのですが、「身動きが取れなくなる」「発症後は数日で回復する」などの仕組みはまだ解明されていないようです。
なので、痛み止めを飲み、腰に湿布を貼り、自然に治るのを待つしかないのです。
つまり、発症を防ぐのが、唯一の対策になるわけです。
長友式体幹トレーニング
僕はサッカー日本代表が好きで、オシム監督や岡田監督の解説本だったり、長谷部やカズの自叙伝など、監督や選手の本をけっこう読みます。
長友選手の本も読んだことがあり、その本に書いてあったのですが、長友選手は椎間板ヘルニアを患い、選手生命が危ぶまれてしまいます。
しかし、コーチとともに取り組んだ体幹トレーニングによって克服します。
- 作者: 長友佑都
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2014/05/01
- メディア: 文庫
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サッカー選手には致命傷とも言える、腰の故障を乗り越えて、日本代表への選出、インテルへの移籍など、大きな飛躍を重ねていることに驚きました。
この本を読んだのが、ちょうど僕がぎっくり腰をやってしまって、どうしようかと悩んでいる時でした。
なので、自分も「この体幹トレーニングをすることで、腰痛の悩みを解消できるかもしれない」と想いを馳せるのでした。
そんなとき、たまたま職場の近くの書店で、この本に出会います。
- 作者: 長友佑都
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2014/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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長友選手自身が腰痛を克服したトレーニングメニューが紹介されてる!
ということで迷わず購入し、早速自宅で取り組みます。
体幹トレーニングのコツ
長友式体幹トレーニングですが、今では第2弾が出ていて、こちらはチューブトレーニングも紹介されています。
- 作者: 長友佑都
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2015/01/24
- メディア: 単行本
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今は、僕はこちらの第2弾をやっています。
細かいトレーニングの内容は実際に本を見てもらうとして、僕自身トレーニングを続けて、1年半以上になるので、なんとなくコツのようなものがわかってきました。
- 筋トレのように力いっぱいやるのでなく、力の込め具合はほどほどに
- どのメニューも、体の軸を動かさないことを意識して取り組む
- たまにメニューを変えて、気分転換する
あとは、何のために鍛えるのか、目的をちゃんと持ってるのが、地味に重要かもしれません。
僕の場合は、ぎっくり腰を防ぐためだったり、旅をするためだったりします。旅を成功させるためには、健康であり、体が強くなければいけませんから。
ベッドにも原因がある
体幹トレーニング以外にも、ぎっくり腰や腰痛を防ぐために、ベッドを変えるということをしました。
低反発式ベッドが腰に負担をかけていた
ぎっくり腰をやってしまった当時は、低反発式のベッドを使っていました。
ふかふかで良いな〜と思って購入したのですが、引越し作業をする前からも、朝起きると、腰が痛いことが良くありました。
人間の背骨はS字になっているので、仰向けになると、頭と腰が下に突き出る形になります。
つまり、低反発式ベッドの場合、頭と腰のあたる部分が凹むようになります。
それが僕の場合、腰のあたる部分だけが大きく凹むようになりました。
「枕を使っていたから頭の部分は凹まなかった」あるいは、「ベッドは折りたたみ式で、ちょうど腰にあたる部分が折り目のところだったので、凹みやすかった」などあるかもしれません。
ベッドに仰向けになったときの姿勢がS字でなく、腰のところだけが凹んだ「く」の字で、夜の間、ずっと腰に負担がかかる状態になっていました。
だから、朝起きると腰痛になっていることが多く、ぎっくり腰も2回とも朝発症したのだと思います。
スノコ式ベッドへ
そこで、スノコのベッドに変える選択をしました。
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低反発じゃなければ何でも良かったのですが、思い切って、クッションが全くないものを選んだのですが、これが当たりました。
寝るときはこの上に布団を敷くのですが、僕にとっては、それくらいがちょうど良かったみたいです。
なんでかなーと考えたのですが、そもそも「ベッドに寝る」というのは、自分の育ちの中で無かったように思います。
ずーっと、畳に布団を敷いて寝る生活を続けていたので、ベッドに慣れていなくて、畳の硬さに近いスノコが自分に合ったんじゃないかなーと思ってます(たぶん)。
体幹トレーニングに取り組み、そして、ベッドをスノコ式に変えてから、ぎっくり腰は一度も発症していません。腰痛も激減しました。
健康のために、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。